COMMENTARY
arquitectura hecha a mano
手仕事でつくる建築
PROFILE
川上聡[川上聡建築設計事務所]
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2004年京都大学大学院工学研究科建築学専攻修士課程修了。2004年–2016年LEGORRETA勤務 (メキシコシティにてリカルド・レゴレッタに師事)。2016年川上聡建築設計事務所/SATOSHI KAWAKAMI ARCHITECTS設立。2016年–京都芸術大学非常勤講師、2018年京都精華大学、岡山理科大学非常勤講師、2018年–2019年神戸芸術工科大学非常勤講師、2019年–2020年京都精華大学特任講師。2021年–京都精華大学専任講師。
COMMENTARY
メキシコで設計に携わり、その後京都で独立した建築家。帰国後は中南米とは異なる日本の地域性や風土、木材にフォーカスを当て、建築のアイデンティティを架構や構造の中に見出しながら設計に取り組む。今回は設計を行う中で生み出された模型やモックアップなどのオブジェを通して、素朴な材料と職人の手仕事による、建築の空間の組織と空間の質を繋げる架構のディテールを浮かび上がらせる。竣工した4つのプロジェクト、進行中の3つのプロジェクトの模型やモックアップを通して、その時々の使われ方に適応することができる、普遍的な価値を持った構造や架構のディテールを紹介。
[会期中更新予定]